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小学生の頃、近所に可愛らしい雑貨屋さんは少なく、アクセサリーや腕時計をおいているお店はその中でも1つのお店しかありませんでした。

そこに置かれていた、一つの腕時計に目を奪われて、一瞬で欲しくなってしまいました。

茶色のベルトに、小さな白い文字盤には、自分がよく描いていたイラストにそっくりな小さな妖精が描かれており、「自分が持つ腕時計はこれしかない!」と感じたのです。

2,000円の腕時計でしたが、小学生にとっては高価なもの。

そして、まだ周りに腕時計をしているような子は少なく(ただ、そういった大人のアイテムというものにとても憧れている時期ではありました)、ほしいと言っても、「それ、本当に必要なの?と言われてしまうもの。

誕生日やクリスマスも遠く、無理にねだることもできませんでした。

しかし、近隣に一つしかない腕時計を売っている雑貨屋さん、同じように腕時計に憧れる同い年の子も多く、週末になると通いつめていたものの、入荷から一月ほど経って、売れてしまっていました。

ばかばかしいのですが、泣いてしまったほどです。

それを見た母親が買ってあげればよかったねと言ってくれましたが・・・。

高学年になって、そんな時計も忘れてしまったころ、初めて同じクラスになった子が、修学旅行でその時計をつけているのを見ておどろきました。

あのお店で買ったものかどうかはわかりませんが、何年も大事に使ってもらっているのかなと思ったら、手に入らなかったけど嬉しい気持ちになったことを覚えています。

昔から腕時計は大好きで、20代からずっとメンズ用の大きいタイプを好んで使っています。

金属アレルギーがあり、夏場、汗をかいた時に、金属のベルトの物を使っていて炎症をおこしてしまったことがあり、それからはベルトの部分は金属の物ではなく、皮の物を選ぶようにしています。しかし、皮のベルトだと汗で蒸れて、しかも汗臭くなるなど匂いが気になるので、緩めに着けたり毎日同じ物を使わないようにするなどの対策が必要になります。皮用のクリーナーを使ってみたり、靴に使う消臭剤をスプレーしてみたりもするのですが、一度匂いが気になり出すと使いたくなくなってしまうので、あまり高価な物は買わなくなりました。

それでも変わったデザインの物が好きなので、DIESELやFOSSILなどの2~3万位の時計を年に数本、気に入ったものがあるとつい買ってしまいます。

自分が時計好きなので、男性がどんなに腕時計をしているかもとても気になります。もちろん、ROLEXなどのブランド物も素敵なのですが、ハイブランドではなく、自分らしいセンスのある時計をしている男性の方が魅力的です。

時間を見るだけだからとあまり時計に興味がない人や、携帯で時間がわかるからと着けない人もいますが、時計にこだわる人は本当のおしゃれだと思います。